邪神周回 状態異常の仕様を知る
状態異常は4人8人どちらのPTでもかかってない瞬間がないほどに、ドラクエ10バトルの重要部分であると言える。そんな状態異常の成功確率は敵の状態 耐性 様々の要素が重なった計算式から算出される。これがややこしいうえ非公式名称ばかりなので間違いがとにかく多い。
・状態異常の基本
状態異常はおたけびや花ふぶきなどダメージを与えないもの、スパークショットややいばくだきなどダメージに伴うものの2種類がある。ダメージに伴うものは幻惑 みかわし武器ガード 相手の守備力が高くプレイヤーの攻撃力が低い いずれかの原因でダメージを与えられなかった場合効果が発揮されない。これは敵モンスター側も同じなので覚えておこう。なおどちらのカテゴリも物理完全ガードで無効化される。
・状態異常の計算式
(基礎成功率 × 状態異常成功率アップ + 宝珠 180スキル 装備)× 耐性 × 魔導の書 × 連続使用補正 × 会心補正 × 不浄の領域 = 実際の状態異常の成功率 となる。以下個別に解説していく。
◦基礎成功率
特技ごとに定められている成功率。ラリホー FBなど特定の能力値が上昇すると準じて成功率が上がるものと、足ばらい プレートインパクトなど能力値に関わらず一定のものがある。
◦状態異常成功率アップ
短剣スキル150 ムチスキル180「状態異常成功率アップ」は基礎成功率のみを2倍する。
◦宝珠 180スキル 装備
アステルウィップ スターダムスーツセット「状態異常成功率+10%」もここ。
基礎成功率にそのまま加算される。状態異常成功率アップの対象にはならない。
以上()内の数値を成功率と称する。
◦耐性
敵の耐性により除算される。おおまかに7種類設定されてそれぞれ
☆:1.0倍
◎:0.75倍
◯:0.5倍
△:0.25倍
▽:0.125〜0.1倍
▼:0.05倍〜
×:0倍
がかけられる。味方側は防具の耐性から計算しよう(魅了耐性を90%積んでいるなら効きやすさは0.1倍)
◦魔導の書
魔導の書状態の敵には成功率2倍。
◦連続使用補正
いわゆるハメ防止のため、1度状態異常を与えたら一定時間同系統の状態異常が効きにくくなる。おたけびを連続で当てようとしても成功率が悪いと感じたことはないだろうか。それがこれ。
眠り 幻惑 魅了 特技封印 休み(おびえ 笑い 転び しばり、CT特技や必殺技は除外)が当てはまる。休みは1分前後の間0.1倍、それ以外は2分前後0.5〜0.25倍ほど効きにくくなる。クモノ バナナトラップは例外的に15秒前後 おびえ 笑い 転び しばりを完全に防ぐようになる。
特に休みが曲者で、スタンショット→おたけびと繋げると連続使用補正に引っかかりたけびの効きが悪くなる。必ずおたけび→スタンショットの順に繋ごう。
◦会心補正
状態異常を与える時会心の一撃が発生すると成功率2〜5倍。必中ではない。しばり打ちなど基礎成功率が低い特技で確かめるとわかりやすい。
◦不浄の領域
プレイヤー側が受けるものは1.5倍、マデサが受けるものは1.25倍に成功率が上がる。ワイルドフォビズムには変化なし。
・例外
◦敵の耐性によってのみ成功率が変わる特技
零の洗礼 チャージタックルなど。連続使用補正もうけない。スタンショットやサプライズラッシュなどは宝珠で成功率を高めることはできる。
◦敵の耐性を無視する特技
真・やいばくだき レボルスライサー 武神の護法は如何なる条件にも左右されず常に一定の成功率を保つ。
◦覇道のころも 闇のころも
成功率×0.5倍に固定される。魔導の書を入れても成功率は上がらない。
ほかには全ての状態異常が効かない、なんて敵もいるが、レベル100解放クエストのボスやシナリオボスくらいなので気にしなくてよい。
・発生と効果時間(2/9追記)
何回か出てきた言葉 スタン繋ぎ(所によりスタンリレーとも)うまく繋げるためには特技ごとに定められた発生時間 効果時間を頭に入れておかなければならない。スタンから起き上がったのを見てからスタンショットを打ってもいいじゃないかと思われるかもしれないが、震撼の冥宰相はスタン中ののけぞりモーションが用意されていないためスタン繋ぎが必須でありながらそれができない。確実に決めるためにもおたけびとスタンショットの発生 効果時間だけは覚えておこう。
(発生 / 効果時間)
おたけび 0秒/12秒
足ばらい 0秒/12秒
スタンショット 1.5秒/7秒
チャージタックル 0.5秒/7秒
サプライズラッシュ 1秒/7秒
お宝ハンター 1秒/15秒
おたけびで「ショックを与えた!」からだいたい10〜11秒後にスタンショットを打てば切れ目なく繋げそうだ、ということがわかっていただけたろうか。
・実際に計算してみよう
レボルスライサーの基礎成功率は(20+(きようさ‐300)/8)/%
FBの基礎成功率は((高い方の魔力‐120)/17.6)+ 100 /%
いずれも先人の研究で確立したものだ。感謝しよう。
まず、きようさ600のどうぐ使いがレボルスライサーを撃つ時を考える。
20+(600-300)/8=57.5% きようさ肉まん☆3を食べきようさを60上げると65% 肉まん1つで7.5%も上がってしまった!
次に、災いの神話(耐性低下耐性△:0.25倍)に攻魔300 FB技巧宝珠レベル5飾り石でFBを撃つ時
(300-120)/17.6 + 100 + 11 ≒120.28 % これが成功率
災厄に撃つと× 0.25 = 30.07 % 魔導の書状態であれば2倍の 60.14% 魔導の書有無で最終的な成功率に大きく開きが出ていることがわかるだろうか。
アクセサリで盛って攻魔500あたりまで高めてから打つと魔導の書込みで66.3% おおよ6%の上昇量だ。特化する分HP攻撃力が犠牲になる。死んでしまっては成功率云々の話ですらなくなるので主流はHP攻撃盛りと言える。
以上からFBステップはDBの後に撃つことが望ましい。
・会心でねじこむ?
無理やり状態異常を入れるため腕錬金は会心率、という人もいる。会心発生時は武器ガード みかわしを無視するため入れやすくするとは確かに一理あるのだが、大半の特技は会心の一撃の出やすさが通常攻撃の0.5~0.25倍に抑えられており、数値通りに伸びることはない。腕錬金は魔戦なら速度 道具ならきようさ 会心はお金に余裕があり使い分けができる人だけ買えばよい。
(*ちょっとした計算)
会心率5% ドレアムの武器ガードみかわし率合計20% レボルスライサーの成功率60% とすると
腕会心埋め 5%+1.05%+80%*60%=54.05%
腕きようさ埋め 5%+80%*65.625%=57.5%
・まとめ
・FBステップはDBの後に入れるべし
・ひかりのはどうを使われても連続使用補正は残ったまま。ひかりのはどう自体使われないようにするか、ひかりのはどうを見てからDBをするかしよう
・崩れた時におたけびを打ちたくなるが、攻勢を維持するために使用はぐっとこらえて
当記事も間違いが散見されるかもしれない。他にはおたけびのきようさキャップは500 などちょちょいと調べると先駆者の痕跡が色々見つかるぞ。